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社会人になると、たくさんのカタカナ言葉に囲まれて生活するようになります。しかしみなさんはまだ大学生。まず「ホスピタリティソリューション事業部キーアカウント営業部」という所属部署の説明からはじめないとわからないでしょうね。
ホスピタリティとは要するに「おもてなし」を意味する言葉です。よく「ホスピタル=病院」と勘違いされて「病院関係ですか?」ときかれることがありますが、まったく違って飲食業界を指しています。みなさんが毎日のように行っているハンバーガーショップ、週末に利用するファミレス、打ち上げに利用する居酒屋。こういう業種を対象にして、ソリューション、つまり困り弱っていることを解決して改善する提案をする部署なんです。
つぎに「キーアカウント課」とはなにかということですが、キーはキーマンのキー。「重要」ということです。アカウントとは「お客様」と言う意味ですね。要するに飲食業界の大手企業を対象とした特別チームがキーアカウント課ということです。具体的には飲食業界の上位120社に対する営業をしています。 |
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わたしの部署が進めているこのプロジェクトは、未来の寺岡精工の姿を決める重要な大戦略なのです。寺岡精工にはスーパーなどの流通大手のPOSシステムで歴史と伝統があり、今日のPOSシステムの形態や機能を積極的に開発してきましたが、買い物をして支払いをするレジは他の業界にもあります。飲食業界もそのひとつで、大手チェーン店がたくさんあります。しかし寺岡精工はこのマーケットでほぼ白紙の状態だったのです。もし進出できれば大きな売上増になるのです。
わたしがキーアカウント課に配属されたのは社内公募制で「わたしにやらせてくれ」と手を上げたからです。
2004年入社後に熊本営業所に配属され、クリーニング店向けPOSシステムを販売促進で全九州を走り回りました。クリーニング店向けも寺岡精工にとって白紙に近いマーケットです。福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、熊本、鹿児島を踏破し、1カ月で3000キロ走ったこともあります。しかし九州のクリーニング店を制覇するのもおもしろいのですが、飲食業界の方がはるかに規模が大きいのです。話を聞いて、すぐに飛びつき、2006年8月からキーアカウント課で戦略を練り、下準備を進めてきています。 |
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すでに既存メーカーがこのマーケットに進出しています。しかし勝機は高いとわたしは見ています。というのは寺岡精工の得意とするPOSシステムの完成度に比べ、飲食業界はソリューションのレベルが低いのです。チェーン店のニーズを調査したところ「金銭があわない」「顧客が再来店してくれる仕組みがない」「店長任せになっていて、共通オペレーションしていない」という現状の問題点が見えてきています。
ライバルメーカーは、こういう問題が飲食業界マーケットに存在することを知りながら、改良や抜本的なシステム改革をしてこなかったのです。もちろんライバルメーカーには「できない」「改良、改革しづらい」理由があります。大手企業なので、営業、サービス、開発が別会社になっており、顧客ニーズにスピーディに応えられないのです。
寺岡精工は違います。営業、サービス、開発が同じフロアにいて、横の風通しがいいのです。飲食業界向けソリューションで、寺岡精工が負ける理由がありません。飲食業界マーケットに寺岡精工の旗を立てるべく、わたしたちのプロジェクトが大きな貢献をしなくてはならないと考えています。 |
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